【DTM】モニタリング環境向上への道~番外編~ コの字ラックで一石二鳥を得る

こんにちは。作曲家の雨森六花です。

妥協していたことに対して、一つの答えを見つけました。

前回までのあらすじ

モニタリング環境を見直すべく、AURALEX MoPAD モニター・アイソレーションパッドをしいてみました。

その後、自分がスピーカーと近すぎるという問題を解消するためにエクステンションデスクを導入し、自分とスピーカーとの距離関係を正三角形にしました。

妥協していたこと

前回までのモニタリング環境改善施策の中で妥協したことの一つが、スピーカーの高さでした。
本当はツィーターが耳の高さに来るのが理想だったのですが、どうにもちょうどよい高さが作れなかったんです。

コの字ラックという選択肢

きっかけはモニタリング環境の改善施策とは全く関係ないところにありました。
ある日ふと、デスクの上に新しい機材を置きたいと思い、場所を思案していました。

正直スピーカーの位置が邪魔でした。スピーカー周辺は絶対不可侵……。どうすれば。

そんな時に思いついたのがこれ。コの字ラック。

こんな感じになりました。
下に機材を置いて、上にスピーカーを置くことで、縦に増やす収納を実現しました。
さらにこの記事的には本題ですが、もともと位置が低いと妥協していたスピーカーの位置が上にいき、前に比べたらだいぶ耳の高さに近くなりました。これぞ一石二鳥。
透明なので悪目立ちせず、かなり気に入りました。

下に置いてあるのはオーディオインターフェース。Steinbergの「UR22C」。これはもともとデスク上にある機材でした。お気に入りです。

左はこんな感じ。
ちなみに置きたかった機材というのがこちらのFocusriteのISA Oneというプリアンプです。
ずっと前から持っていたものの全然使わずに押し入れで腐ってたのですが、この度視界に帰ってきました。

さすがにISA Oneは大きいので、コの字ラックも大きいサイズを買いました。
本当は通常サイズに収まればベストだったんですけどね。

左上に見切れているのはSleepFreaksのPCトラブル回避祈願お守りです。SleepFreaksモデルのPCを買うとついてきます。ちなみにセットアップ時にめちゃくちゃトラブりました。

結局音はよくなったのか

結論から言うと、よくなりました。
私はあまり耳の良さに自信がないのですが、それでもわかるくらいには変わりました。

ここでいう音の良さというのは、かっこいい音とかかわいい音とかそういうことではなく、音楽制作をしやすい音になったのか、ということです。音の解像度、奥行き感、低域や高域の鳴りなど。

表現するならば、楽曲全体を俯瞰して見られるようになった、と言えるかもしれません。
音の全体像や奥行きが今までよりも感じられるようになったため、ミックスの方向性が定まりやすく、作業を効率化することにもつながるんじゃないかと思います。
時短という言葉は大好きです。いい仕事しました。

しばらくこれでやってみて、また何か思いついたら書いてみようと思います。

それではまた。

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